こんにちは。生活支援員の大城(おおぎ)です。
登録者様より一言いただきましたので、ご紹介いたします。登録者様のご感想とこれまでの支援の流れもご紹介いたしますので、皆様の今後の就労にむけての励みにしていただければと思います。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Aさん(精神障がい・41歳女性)
<支援の流れ>
①5月末に来所。相談の上、登録。
②作業所を見学するが、主治医より就労を勧められる。
③6月末に雇用にむけての実習を検討。面接。
④7月より2週間の実習を行う。作業面も問題なく、雇用を検討していただくため、再度面接をしていただく予定。
⑤面接後、問題なければ、8月より雇用ということでお話をいただく。
<実習中の様子>職種:施設の清掃
<以下は、ご本人様からいただいた感想です。>
Q1 実習があってよかったでしょうか?
A.私の場合は、職歴がありましたが、精神障がいを抱えて、実際にどこまで働けるか分からず、一般就労に対して不安を抱えていたため、実習があってよかったです。
Q2 実際に実習してみて、どうでしたか?
A.実習して本当に良かったと思います。与えられた仕事を自分なりに工夫をこなしてやり遂げる達成感を味わいました。
Q3 支援センターはまゆうへ一言お願いします。
A.実習当初は、不安もいっぱいありましたが、実習を通して、嬉しさ、充実感、認めてもらえているという安心感を持つことができました。そのようにサポートして下さった支援員さん、ありがとうございました。就労先とのパイプ役になっていただけることや、細かな支援をしてもらえることが有難かったです。これからも宜しくお願いします。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
<支援者より>
相談の際には作業所を利用し、少しずつ就労に向けて頑張りたいとのことでした。しかし、主治医の強い勧めで、作業所利用からではなく、一般で短時間就労を検討することになりました。ご本人様は、いきなり一般就労するということに対して、不安を持っていましたので、障害に理解のある職場環境で働けることが重要だと感じました。以前、ヘルパーをされていたこともあり、無理のない仕事ということで、福祉施設での短時間の清掃を提案しました。まずは、実際の作業能力を把握するためと、現場の方に見ていただくために、実習を2週間行いました。作業面がどうであるか全くわからない状態ではありましたが、支援者が想像していた以上に、手際よく丁寧に隅々まで清掃していただき、現場からも感謝の声があがりました。作業ペースも早いため、当初予定したよりも多くの箇所を清掃していただき、今後もぜひ来ていただきたいとのご意見をいただきました。実習最初は表情もかたい様子でありましたが、実習が進むにつれ、表情が柔らかくなり、よく眠れ、きちんと食事もとれるようになったと明るく話されており、ほんとに良かったなと感じております。今後もこまめに連絡をとり、ご本人様が安心して、就労し、生活できるように、支援していければと感じております。